所長の中村拓よりご挨拶

垣根のない施設を目指して

あゆみの家は指定管理者制度により、新宿区営からのバトンタッチで新宿区障害者福祉協会が２０１２年より管理運営を担ってきました。当法人は障害当事者の運動が母体となって設立された組織です。障害当事者の知恵と経験を活かしながら、利用者の尊厳と主体性を尊重したサービス提供を目指し、既存の制度にとらわれない発想と行動力でもって区内障害者福祉をけん引し、地域と共に歩んでまいりました。この取り組みは、あゆみの家が区営時代から先駆的に実践してきた道のりとも重なります。

誰もが当たり前に、より良い生活を実感できる共生社会の実現を目指し、 “熱意”　“自由な発想”　“挑戦と変化”という、あゆみの家及び当法人に共通する“らしさ”を発揮しながら、地域福祉の担い手として選ばれ求められ続ける温かな施設運営を行ってまいります。

利用者・家族・職員・地域それぞれの垣根を越えてつながる施設を目指し、一歩一歩、“あゆみ”を止めずに進んでいきたいと思います。